鍼・灸について

帯状疱疹後神経痛

季節外れの台風の接近に伴い今日も東京は雨模様rain

活気付けにバスケットボールの観戦をした。

コート上で選手が「攻即防」と走り切れるのも「神経細胞の跳躍伝導」のお陰と改めて実感しました。

と言うのも、脳からのニューロンは、電気を使って情報伝達を行います。

神経細胞を包む膜は、情報を素速く伝達させる為にランビエの絞輪といって「くびれ」を形成しているからです。

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また、インパルスは、「くびれからくびれ」へ跳ぶように伝達できる反面、神経細胞の軸索はダメージを受け易い。(諸刃の剣)

ちなみに、鍼灸治療も「活動電位」を応用しています。


さて、秋になると多い疾患の一つに神経節からウィルスが出て活動再開する「帯状疱疹」がありますが、皮膚症状が消えたにもかかわらず、ヒリヒリした痛みが残る事を「帯状疱疹後神経痛」と言います。

その原因は帯状疱疹ウィルスが、上記の神経細胞を傷つける事によって発症する。

抗ウィルス薬と鍼灸治療の併用により後遺症である帯状疱疹後神経痛(PHN)への移行を予防出来ますsign01

むくみと皮膚の色

最近、リニューアルされた書店にふらりと立ち寄ると東○圭吾氏の新刊が置いてあった。

もう何年前になるだろうか?映画「プラチナデーター」を観たのは。

その中で私にとって印象的だったのは、あるアイドルグループの二○和也さんが演じる主人公の父親、彼は著名な陶芸家、が轆轤を挽くシーンでした。

早速、インスパイアされ群馬県にある渋民焼きの陶芸教室を訪ねた。

その理由は、伊香保の「土」を使って難しいとされる赤色の陶器を作るからです。

店の陶芸家曰く「火入れの日は、一晩中火力を調整する」と話していた。

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「ろくろ挽き夜業となりし陶器市」




さて、むくみ(浮腫)は、疾患名では無く、「組織間質液」が異常に増加した状態を指す。

代表的な病気は、

1、慢性心不全 2、下肢静脈瘤 3、腎不全 4、ネフローゼ症候群 5、肝硬変 

6、クッシング症候群 7、甲状腺機能低下症 8、特発性浮腫 9、リンパ浮腫など

意外にも過激なダイエットによる「むくみ」も多いですね。

また、皮膚の色も血行障害が起きれば、冷えて白っぽくなりますし、還流障害では、下腿の皮膚は赤っぽくなる。

鍼灸治療では、脾経(膵臟を中心とする消化器)と心包経(心臓の働きを助ける)のツボを使います。

これは、心包経(火)を使って間接的に脾経(土)を強化する方法です。

そして強化された脾経が腎経(水)をコントロール出来るようになり「むくみ」が改善されます。

例えれば、器のしっかりとした花瓶が「水漏れ」しないのと似ています。

もしかして私達の遺伝子情報には、各臓器を繋ぐデーターがインプットされているのかもしれないsign02

今後の研究を俟つ次第ですね・・・。




自己責任

先日、陸上男子100メートルで桐生祥秀選手が、9秒98の日本記録を出したとニュースで知った。

鍼灸にもスポーツ鍼灸という分野があります。主目的は、練習によるオーバーユースで起きる疼痛や障害の改善と選手のコンディション調整です。

私も学校で運動生理学を学んだのでスポーツには関心を持っています。

一般的に筋線維を大別すると速筋線維と遅筋線維に分類される。前者はスプリンター、後者はマラソン選手や日本人に多い。

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例えば、400m走は16Lの酸素消費量ですが、マラソンともなると600Lの酸素を消費する。

酸素消費量が、6L以上になると血中に乳酸が生成される。以前、これは「疲労物質」と教わりましたが、現在はエネルギー源と考えられています。

運動量の多いスポーツは、過剰に活性酸素を発生させるので現在、鍼灸による抗酸化酵素量を増やす研究もされています。


ところで、氷上のプリンス、羽生結弦選手は円皮鍼を使用しているようです。

これは、呼び名も置鍼、パイオネックスと言い、予め滅菌処理がされていて安全ですが、ツボを外すと効果が出ません。

また、最近は薬局でも円皮鍼と似た物が販売されています。これは、似て非なる物なので使用する際は、「自己責任」でね。としか言いようがありませんsign03



 

十五夜

今日は、十五夜ですね。night 生憎の曇り空、中秋の名月を愛でるとはいかないようです・・・。

Photo十五夜は、必ずしも「満月」ではなく、今年は明後日17日だそうです。
しかし、満月の一歩手前、少し欠けた月を眺めるのも風情がある気がしますね~。

「不完全」さに美学を見出す世界観は、外国人には中々理解出来ないようです。

『ピークを過ぎると減少に転じる』、スポーツ選手や芸能界、経済で言えば『バブル・エコノミー』など多く見られる現象ですね。

だから、その手前に価値を見出す。

鍼灸治療でも応用され、100%の施術よりもむしろ、それよりも少ない施術の方が効果が上がる。moon1

これは、自然治癒力を賦活させる為の余地を残す事なのかもしれません・・・。









HSP

今日から師走ですね~。先日、某書店で『シャワーお灸』という本を見かけ衝撃を受けま

した。お灸女子が、密かにブームなのは知っていましたが・・・。

最近、ヒートショックプロティン(HSP)』が、注目され始めているようですね。

当院で『温灸』を使う理由は、『HSP』を安全(入浴しない)で効率的に増加させる為です。

ポイントは、身体に貼ったり服用するのでは無く、HSPが自分の体内で作られると

いう点だと私は思います。

物に例えるならば、さながら国内産といったところでしょうか?確かに安心出来ますね。sign01

鍼灸は、経験医学的な側面が強いので今後の更なる研究を期待してます。









ゴールの先に見えるもの

 私は、マラソンをしているとどうしてもゴールする事だけに拘ってしまいます・・・。

しかし、治療は常にゴールの先を見据えながら行わないとなりませんね。

 例えば、ご高齢の方で転倒後骨折するケースを良く聞きます。

鍼灸治療を行うと身体がゆるむと同時にしなやかになり転倒しても骨折するまでに至ら

ないように身体が変化します。(竹のようと言えるかもしれません。)

そう願を込めて当院の玄関前に黒竹を置いてあります。暖かくなったせいか新芽が出てき

ました。

一句、思いつきました。『桜さき はり治療で 身もゆるむ』 

体質改善について

 東洋医学で言われている体質改善とは、どのようなものなのでしょうか?

私なりに例えるならば、パソコンのファイル管理のディレクトリィーに似ています。

普通、パソコンのファイルは、大分類・中分類・小分類のカテゴリーに分けて管理しますね。

ファイルを間違ったところ(特に大分類)に入れてしまうと後で探すのが大変です。

 東洋医学では、生まれながらに持っている体質を素因と呼びます。

それが、何らかの影響(ストレス、環境、食生活、職業)などで本来入るべきカテゴリー

と異なった場所で管理される事が、病気の原因になっていると考えます。

なので、間違った場所に入っているファイルを探す為に検索(鍼灸治療)をかけて、ご自身

の素因にあったカテゴリーに再分類する事を改質改善と私は、考えています。

 古いパソコンほどスペックが低く、ファイルも多い(慢性病)は、検索に時間が掛るのは

言うまでもありません・・・。

増税前に新しいパソコンを買った人も多いようですね。いいな~sign01

アロマ灸

最近、お灸がプチブームになっている影響からなのでしょうか?

Photo_2 台座灸のラインナップにアロマ灸もあります。こだわりの一品ですね。

ライト感覚で日常生活にお灸を取り入れる事は良いですね。

お灸の効能は、さまざまありますが、ヒートショックプロテインの発生、

香によるリラックス効果、もぐさの成分である『チネオール』の効能など。

が挙げられています。

それに加えて火消が楽という点があります。 いくら健康に良いといってもいつまでも

火がくすぶっていては、安心できませんからね・・・。 本当に古人の知恵を感じます。

お灸の効果を最大限に発揮させるのは、身体反応の何処に据えるかが、キーポイントです・・・。

エコフォルダー

アレルギー皮膚炎や花粉症などに練りもぐさを使用します。

Ekoholder_2今までは、練りもぐさを持っている指が熱くなって最後まで使い切れなかったです。

エコフォルダーを使うと最後まで使い切れて非常に便利です。

Dsc_2112顔面部や前・側・後頚部の皮膚炎に対して治療が行えますので

これからどんどん使っていきます。

お肌がスベスベになります。