日記・コラム・つぶやき

スマホ首

ある日の電車内、ほとんどの人が、スマホ(小型PC)の画面に釘付け。

髪の長い人は、まるでエアコンの風が、棚引く柳のようでした。
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「夏柳パソコン前の猫背かな」




普段の生活で自然と人工物は、とかく対比されますが、スマホも人間(自然の一部)によって作られたもの。

東洋医学では、これを陰中の陽或いは、陽中の陰と言います。

また、スマホ首は、頸椎の自然なアーチが失われて様々な症状(不定愁訴)の原因になります。

これも文明病なのかもしれませんねsign02

移ろい

当院の庭に紫陽花が咲いたので花瓶に挿してしてみました。

梅雨でどんよりとした天気でも凛と咲く姿は美しいですね。

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その花色は土壌のPHで変わります。

「紫陽花や挿して身体は七変化」

俳句に切れ字の無いだらだら詠ってありますよね。

基本的に当院は、ただ時間を長くするだけの施術はしません。

なぜならば、鍼一本、多く刺しただけで治療効果が、ガラッと変化するからです。

人の心や体は、うつろい易いので鍼灸は時間で謀れ無いと私は思いますsign03

 

自己防衛

梅雨入り前の5月は、意外と紫外線が多いので、肌の乾燥などが起こり易いです。

乾燥によって生じる肺経の変動は、様々な不調の原因になります。(特に精神作用と関わりが深い。)
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その流れがもっとも盛んになる時間帯が午前3時~5時。

例えば、交感神経が活性化した状態で寝る事により生じる早朝覚醒や明け方の喘息発作が、これに当てはまります。

他にも肺経を調整する事で効果のある病症をざっと挙げてみると

1.肩こり 2.五十肩 3.肺経に沿った腕の痛み 4. 風邪(インフル除) 5.口・鼻・喉の乾燥 6.  蕁麻疹 7.湿疹 8.悲哀から来る自己憐憫 9.落胆 10.やる気の欠如 など

また、肺の肺胞は、ほぼテニスコート1面分の広さがあり、それ故にオペが難しいと鍼灸学校で習った記憶があります。.

東京五輪前の今、受動喫煙の問題が取りざたされていますね。

私は、煙草を嗜みませんが、気になる事ではあります。sign01

 



 

5月だというのにもう猛暑。shock

良い避暑地なのか、猫の額ほどの当院の庭に野良猫が顔を出した。

もう少しソォーッと近づこうとした瞬間、私の気配を察知し逃げました・・・。

「のら猫と間合い掛け合い夏の庭」

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さて、鍼灸治療の利点は、患者さんと施術者の距離(間合い)が、近からず遠からず良い加減になっている事です。

これは、鍼と灸といった物質が、その間を上手に取り持つ関係にあるからではないかと私は思います。

嘗て、身分の高い方の治療をする際、施術者は帳の外から診断をしたそうですが、いくらなんでもこれは離れ過ぎ。


また、近年は季節の移り変わりが激し過ぎて「四季の間」が無くなって来た気がします。

残念ながら自然の猛威には、為す術がありませんねsign02

シャドウ

先日、知人の鍼灸院に行った帰り道、ある店の前を通り過ぎた。

そこは、心理カウンセラーによって「箱庭療法」と「カフェ」がコラボレーションされているようでした。

店の佇まいを見た際、以前オーストリアにあるジークムント・フロイトの診療所兼住居(現博物館)を訪れた時を思い出した。意外と質素でアットホームな印象を受けたのを今でも記憶している。

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彼は、「無意識」という概念を確立した精神分析の父と呼ばれています。

「箱庭のミニチュア語る影法師」

自身のシルエットが何なのか?見つけ出す手掛かりになるかも知れない。(気づき)


また、興味深い事に東洋医学において、「無意識の働き」は、「魂魄」とされ、数千年前に編纂された「霊枢九鍼論篇」に既に書かれている。

戦争(いくさ)や地震(天変地異)、それに伴う飢饉が繰り返された事を考慮すれば、無意識に働く要素(ファクター)が我々の中に存在する事を先達が、認識していてもなんら不思議ではないだろう。

詰まり、七情(喜怒憂思悲恐驚)の乱、それに対応する各経絡も無意識との繋がりがあり、内因性オピオイドの放出が、心のキャパシティーを広げ精神の安定をもたらしますsign01

猫とネズミ

肩コリなどの施術を受けて、その時は良いが、店を出る頃には戻ってしまった・・・。

こんな経験ありませんか?

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「逃水や追っても追っても逃げるコリ」

その場しのぎで済ますのではなく、「しつこいコリ」の原因がいったい何処にあるのか、探し出す必要があります。


あるTV番組に多彩なジャンルの逃走者が、エリア内を逃げ切り賞金をゲットしようと企てる。

それに対して、黒いスーツを着たハンターが、阻止すべく追走するという大規模な鬼ごっこがあります。

「コリ」にとって鍼灸師は、このメン・イン・ブラック風のHunter(ハンター)なのかもしれない・・・?

他国でもCat and mouse、Hide and seekなど少しルールは違えど同じようなものがあるようですね。

捕まえるというファクターは、万国共通の感覚なのかな。

要するに賞金(自然治癒力)を奪われない事が、健康への近道となりますsign01

VR

ネット社会と言われて久しい現代。

家にいながら花見が出来る凄い時代になりました。cherryblossom

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多忙な方に安らぎのひと時を与えてくれる事でしょう・・・。

ただ、少し風情が無いので

「仮初のネットに集ふ桜人」

仮想現実、もはや自然現象と言っても良いのではないでしょうか。

『声無き声』を知る為にsign01

水鳥の足

今日、20日は「春分の日」ですね。

春と言えば、東洋医学では、「肝」と言われてますが、何故そうなのだろうか?

Photo哲学の方法論に帰納法(インダクション)と演繹法(ディダクション)があります。

経絡を使った鍼灸治療では、前者を用いて観察された個別の事実を集め法則(証)を導きます。

その為に「肩コリ」を主訴する患者さんとの問診で「睡眠、食欲、便通など」それと全く関係性の無い事も尋ねます。

「内蔵は問題ないぞ」と思われますが、鍼灸師は、問診しながら水面下の水鳥の足のように三千年とも言われる歴史で先人達が経験した知識を遡ります。

また、肝経を調整する事によって下記の症状が改善されます。

『腰痛、筋の拘縮(ROMの改善)、痙攣(筋肉のつり)、肋間神経痛、めまい、頭痛(真頭痛除)、不眠、自立神経の失調、情緒障害、内分泌系の失調など』

他にもありますが、これらも現在のように実験・実証が出来なかった先人達の智慧ですね。

従って、上記によって鍼灸治療が、経験医学ひいては、東洋哲学と言われる所以となりますsign01

 

 

フェイス

今日、3日は桃の節句ですね。

紙で作った人形を海や川に流し、災厄()を祓ったのが由来のようです。

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「ぼんぼりの横しま拭うひなの顔」



今月であの日から6年が経とうとしています。

数々の「横しま」を乗り越え、涙を拭い

再び笑顔が訪れる日を

切に願いたい・・・。

周期

今月をもちまして当院は、14周年目を迎える事が出来ました。

これも皆様のお陰と感謝しております。

やっと干支一周を過ぎました・・・。

Photo 干支の由来は、天空を12分割して、毎年の位置を把握する為だったそうです。(詳しくは分かりません)

鍼灸では、「子午調整」で使用します。


「春北斗旅じ侘びしき標かな」

夜空を彩る北斗七星、周極星で有名ですが、古来より時刻や方角を知る手掛かりとして旅人に利用されて来ました。

年々、カメラ写りが悪くなって、天体ファンとしては寂しい限りですsign01

大気汚染それとも街明かりか分かりませんが・・・。

 

 

 

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