« 2018年9月 | トップページ | 2018年11月 »

2018年10月

ハンドアート

今日は、知人の陶芸家さんが作品を出展したので、上野の東京都美術館へ見に行った。

デザインセンスが素晴らしく、さすがベテランならではのテイストが出ていました。

陶器はダマになっているとムラが出来やすくなり、その部分から剥がれ易くなるとの事。

Photo

また、それは窯から自分の作品を取り出すまで、どのような仕上がりになっているのか分からないそうです。

これって鍼灸治療に似てますよね。

違いを言えば、陶器は焼き上がったら元の状態(土)には戻せませんが、はり灸は身体を元に戻す事が可能です。

鍼灸もハンドアート的な要素が必要な所以ですね。sign03

P.S.ノルウェーの画家、ムンク展もやってました。彼の代表作『叫び』。

どうやったらこんな絵を描けるのだろうかsign02

お知らせ

11月3日(土)は祝日ですが、通常営業いたします。

免疫療法

朝晩の風が涼しかったり、秋らしくなっていましたね。maple

先日、ノーベル賞受賞者の発表があり、京都大学特別教授の本庶佑氏が、ノーベル生理学・医学賞を受賞した。

このニュースを聞いて私は、鍼灸学校の時代に担当教員が、「がんを治せる薬を開発したらノーベル賞ものだよ」と半ば諦め顔で語ったのを思い出した。

それから数十年後、実際にそれが起るとは世の中は、本当に分からないものですね・・・。

受賞理由は、「免疫抑制の阻害によるがん療法の発見」。新聞一面に「免疫へのブレーキを外し免疫細胞にがんを攻撃させる治療法」という見出しが踊っていた。

現在は、患者の2~3割に効果が認められるとの事なので今後の更なる薬の改善も必要と思います。

ひょっとしたら「免疫チェックポイント阻害剤」に鍼灸などの補完医療を併用する事で治療効果が向上なんて事もあるかもしれませんね。sign01

ところで、海外での話であるが、米科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」に鍼の論文が紹介されるなど、にわかに鍼灸が活況を呈している。

これも、おそらくは、鍼灸による「免疫力向上」に欧米人が興味を抱いた為だろう。

日本の「免疫」に対する研究は古くからある。例えば、鍼灸の世界では九州大学の原志免太郎博士で1927年に灸の免疫機能に対する効果を発表している。

彼は、自ら「足三里」への施灸で養生し104歳まで現役の医師として患者を診察し、灸の研究で博士号を取った「ヒートショックプロティン研究」の先鞭といって良いだろう。

現在、彼の理念は途上国アフリカで「結核」の蔓延を食い止めるべく「モクサアフリカ」に受け継がれている。

かつて、不治の病と呼ばれていた結核(労咳)と同様にがんも撲滅される日が来ると良いですね。sign03

« 2018年9月 | トップページ | 2018年11月 »