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2011年1月

腰痛

年末・年始が過ぎた時期は、無意識ながら身体にかなり疲労が蓄積されています。
東洋医学では、このような状態を内因と呼んでいます。

単に腰痛といっても大きくわけると①筋肉の疲労が原因②骨、関節に原因③内臓の疾患に分けられます。

①に関しては、ギックリ腰などの筋筋膜性腰痛が該当します。

②については、
1.変形性腰椎症:老化によって腰椎が変形したり、椎間板の弾力性が下がってクッションの役割を果たさなく
なる為に起こります。中高年の方に良く見られます。

2.椎間板ヘルニア:椎間円板の中にある髄核の一部が後方(背中側に)飛び出して脊髄神経を圧迫する疾患です。

3.柱管狭窄症:老化による腰椎の変形やすべり症などによって脊柱管という神経の通り道が狭くなり、さまざまな症状が起こります。

4.変性すべり症:老化によって腰椎や椎間板が変形したり、椎間関節がゆるんだりして、分離は無いが腰椎が前方にずれてしまう病気です。

5.分離症・分離すべり症:腰椎の一部に疲労骨折が起き骨が分離したものを「分離症」といいます。分離症が進行し、腰椎が前方にずれて神経を圧迫するものを「分離すべり症」といいます。

6.圧迫骨折:「骨粗しょう症」があると、ちょっとした衝撃で骨折してしまい急激な腰痛が起こります。                                      

③に関しては、腫瘍などによる腰痛のケースも考えられますので専門医の診察をお勧めいたします。

腰痛というと外見的には、『どれも同じ』に思えますが、上記の通り様々な原因が考えられる疾患です。

ポイントは、慢性症状へ移行すると結合組織の増殖や筋膜が肥厚したりしますので、慢性化を防止する事が大切です。

鍼灸治療は、結合組織などの軟部組織に対しアプローチ出来る点が、メリットです。

使用経穴:腎兪、大腸兪、腰陽関、小野寺殿点、中封など


恭賀新年

新年おめでとうございます。G027
旧年中のご愛顧を感謝致しますとともに
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

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