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2010年5月

五十肩

梅雨の季節になると多く発症するのが関節痛ですね。とりわけ多いのが五十肩です。
冬物の衣料から夏物への入れ替えの際に物を持ち上げようとした瞬間や、テニス、ゴルフの練習の最中に生じるケースが多いようです。

五十肩は通称で原因が、まだはっきりと分かっていません。
鑑別すべき疾患は、1.石灰沈着性腱板炎 2.上腕二頭筋長頭腱炎 3.肩峰下滑液包炎 4.腱坂炎 5.腱坂断裂の5つが、挙げられます。

治療のポイントは、急性期には冷やし、慢性期には温める。この2点です。
これを間違えると必ず増悪しますので要注意です。

また、雑誌に書かれている「~体操」などは、病期に即した方法を取らないとかえって炎症が増し、疼痛の為に夜も眠れなくなります。

日常生活における留意点は、1.衣類は前空きのタイプにする。2.昼夜を問わず汗ばんだ下着は、こまめに取り替える(冷えの予防)。3.就寝時の肢位を工夫し、枕や毛布で腕を支える。4.疼痛の軽減を待ってから運動療法(拘縮の予防)を行う。
要約すると以上になりますが、病気の治癒には日々の養生が欠かせません。

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鍼灸の国際化

 以前、欧米の鍼灸師と話す機会がありました。
結論から言うと代替医療の高まりにより、「あなたが想像した以上に鍼灸は世界に広まっているよ」との事でした。
 ネット社会である現代において鍼灸に関する情報は、何処からでも引き出せるのでそれは当然の事かもしれない。
実際に彼らは、日本の鍼灸師と同等、或いはそれ以上になっていると思う。すごい勢いでキャッチアップしている。
 世界は中国針が中心ではあるが、和鍼を用いた日本鍼灸の良さに気がついたようです。欧米人は、痛みに対しかなり敏感であるから必然的かもしれませんね。また、彼らが、なんのためらい無しに治療している光景をみる限り、鍼灸治療に国境は無いと改めて思いました。 

坂本龍馬

 先日やぼようで書店に足を運んでみると、店内所狭しと坂本龍馬に関する本が並んでいました。
NHKの大河ドラマの効果もあってか彼の人気はうなぎ昇りと言ったとこでしょうか?
大河ドラマ龍馬伝のオープ二ングに出てくる龍は伝説上の生物で中国では皇帝のシンボルとされる。
 一方日本では、平安京や江戸、白虎隊にみられるように青龍、白虎、朱雀、玄武といった四神の観念が広まった。
当然人体への応用もなされたわけで、それぞれ青、白、赤、黒に対応している。詳細は割愛するが、鍼灸師なら誰でも習う五臓の色体表に書かれている。
 私が鍼灸学生の頃は、こじつけにしか思っていなかった色体表も臨床を通してみるとこじつけとしてかたずけられない部分が多い事に気づく。病気や体質によって体表面の色が変化するのである。
古人の色に対する観察力に敬服するしだいです。

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